宇宙人魂の女の子と孤独感回避のための過剰適応と突然の気づき

はい!過剰適応を語らせたら止まらない、管理人トヨです。

前回からの続きです。まずはこちらの記事から読んでね!
孤独感について自分の体験を振り返ってみたら、なかなか奥深かった

前回、中学生時代に出会った不思議な同級生のお話をしました。今回はその後です。

ひょんなことからその子に“お母さん”と認定され、休み時間のたびに現れる彼女。

彼女はとても聡明で頭もよくて、絵も、部活でのクラリネットも上手でした。人格的にも軸がどっしりと通っていて、実年齢よりもかなり大人びている印象でした。

でもその一方、私に振ってくる話の内容が不思議の極みでね。
例えばこんな感じ。

彼女「お母さんこれ見て!何か思い出さない!?」

(記憶を頼りに真似して描いてみました)

私「んん!?ナニコレ?」

彼女「宇宙人」

とか、

彼女「お母さんこれ!これ!(自分の耳たぶを指さす)これ宇宙人に埋め込まれたチップ!」

私「えぇっ!?」

とか・・・。

「お母さん、思い出さない?あの頃さぁ・・・・」って言っては、宇宙の話を必死に私にしてくるんですよ。

これ、今考えると彼女は本気だったし、どうにか私の記憶を思い出させようと頑張ってたんじゃないかなと思います。でも何一つ理解できなかった当時の私は(また冗談言ってんな~変な人)と思って笑ってただけでした。

しばらくそんな調子で彼女と一緒に過ごす不思議な時間が過ぎていったんです。

・・・が、ある時彼女はこんな言葉をポツリと呟き、それ以来二度と私の教室に現れなくなりました。

「まだ全く目覚めてないんだね」

まぁ、今思えば本当にその通りだったのかもしれません。実際、今になってようやく彼女のことが理解できる気がしますし・・・。

でもその後も部活では顔を合わせて普通に一緒に過ごしたし、彼女との日々はとてもいい思い出として残ってるんですよ。確か卒業と同時に、別の県に引っ越したと記憶しているんで、もう会えないんですけど。

自由で自然でとても不思議で、私のことを“お母さん”と呼んだ同級生の女の子との関わりは、一緒にいても離れても自然で心地よいものでした。

彼女の存在は大人になってもずっと私の中にあって、まるで故郷を思い出す時の郷愁みたいに、人間関係が息苦しくなるたびに、心のどこかであの頃の彼女との関わりの感覚を欲してしまうほどに、印象深いものになりました。

さて。
そんな経験をしつつも、大人になった私は過剰適応道をまっしぐらに進んでいました。あまりにも自分を見事に作り上げ過ぎて、自分が無理していることに全く気づけないほどに。

友達から誘われれば気乗りしなくても、体調が悪くても断らなかったし、職場でも営業さんたちに飲み会に誘われたら100%参加してましたね。お昼のランチも、先輩が○○の店に行ってみたいと言えば同調して着いていき、特に食べたいわけでもないものを「おいしいですね!」って言いながら食べたりしてたな。

楽しいと思ってました。
誘ってくれることが本当にありがたいことで、“仲間・友達”という感覚は、私にとって最も怖れる孤独感を覆い隠すためにとっても重要なことだったんです。

でも、自分からは誘わないんですよ、決してね。
エネルギーが枯渇しちゃうんです。
用事がない日は丸1日ベッドから起きない日もありました。

それでも自分が自分の感覚に蓋をしているとは一切気づかないんだから、過剰適応の人ってほんとすごいですよね~

強大なエネルギーを持つ者ですよ、えぇ。

自分さえ偽る大物俳優ばりの演技を、日々の生活で無意識にやってるわけですから。常に自分を演じる分、消費エネルギーは人の数倍・・・疲れるハズです(いかに強大なエネルギーを持つ者だとしても)。

どこまで行けるのか!私!!
限界は近い!

(いや、もうとっくに限界通り過ぎているんだってば・・・)

そしてついにきた圧倒的転機。

それは会社の飲み会で突然訪れました。
(この会社、ほんといっつも飲み会してて、4次会まであることもザラだった汗)

騒がしい店内で、いつものように飲み事大好きな同僚たちは最初からテンションMAX↑↑↑。
酔いが回ってくるとお調子者の小太り男性が立ち上がり、専ら似てると噂の“長州小力のパラパラダンス”を披露し始めました。

すごく笑いました。
楽しいなぁと。

ところがラストオーダーの時間も過ぎて飲み会も終盤に差し掛かったころ、私を強烈な疲労感が襲ってきたんです。

(疲れた・・・帰りたい・・・)

ふと周りを見ると、相変わらず騒がしい店内で酔っ払って楽しそうに笑う人たち・・・でもその時はとても遠くにあるような、まるで別の世界を眺めているような感覚でした。

(まだ終わらないの?もういい時間でしょ?)

すると突然、なんと目の前で再び“長州小力のパラパラダンス”が始まりまして・・・。

同僚はみんな大爆笑。
一方極度の疲労感で意識が朦朧としていた私は大混乱。


終わりが見えない飲み会。疲労で意識が飛びそうな私。

(あれ、これ、デジャヴ?)

(2時間前に見たよね・・・嘘でしょ!?どういうこと!?)







・・・そしてついに、こういう想いが湧いてきてしまったんですよ。

(あぁ・・・この2時間、何の意味があったんだろう?)
(この時間、私、要る?)
(もう・・・・・もう・・・・・・こういうのお腹一杯だわ!!!)

※あくまで個人の感想です

目が覚めた瞬間です。

私、死ぬほど疲れてた。無理してた。
長州小力(のモノマネ)によって、自分の中の真実に気づかされたというね・・・。

(うちに帰ろう)

そして1次会で失礼して家路につき、泥のように眠りました。

・・・次回に続きます。
何かの参考にして頂けると幸いです。

それでは!